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政府の悪逆無道への批判 2026田中正造カレンダー(2025年10月20日 第1671号)

農民からの強制的土地強奪に抗議
申し込み受け付け中

 このたび田中正造記念館は「2026田中正造カレンダー」を作り、広く頒布することになりました。
 次の2文がカレンダーに入っています。
 「農民ハ愚(ぐ)でも 百年の計を思ふ
 知識ある官吏ハ 一日の計のみ」
 〇田中正造研究者・赤上剛さんの要約
 「農は土なり」良い田畑は百年かけてできる。
 今も官僚は米を増産しろ、一転して制限しろ、などと気楽にいう。
 田畑・山川とともに生きる農民には百年の計を思う「経験知」がある。
 これに反して知識豊かな高級官僚や議員たちは一年の計どころか自分の地位・出世しか頭にない。
 「人民は人民の経験を信じて一歩譲るべからず」と正造は記す。
 この言葉は、1907年(明治40年)に谷中村堤内の買収を拒否した残留民の家屋強制破壊から3カ月後、10月18日に日本キリスト教婦人矯風会で演説したときの言葉です。農民から強制的に土地を引き離す政府の悪逆無道への批判です。

 ▼頒布額は1部500円です。
 10枚以上は1部400円で、1枚贈呈いたします。
 ▼申し込み方法
 電話、ファクスで、田中正造記念館までお願いします。
 郵送もお受けしています。その場合は送料が別途かかりますので、ご負担をよろしくお願いします。
 ▼郵送依頼の場合
 (1)氏名、(2)郵便番号、(3)住所、(4)連絡先(電話番号)を必ず明記してください。
 郵便局振り込み用紙を同封しますので、現金振り込みでお願いします。
 ▼申し込み先
 NPO法人足尾鉱毒事件田中正造記念館(〒374―0023 群馬県館林市大手町6―50)
 TEL0276(75)8000、ファクス0276(75)8013