総がかり実行委員会19日行動に700人 民主主義破壊の議員定数削減許さない!(2025年11月03日 第1673号)
自民党政治を終わりにさせよう
スパイ防止法を許すな!と訴える参加者
総がかり行動実行委員会は10月19日、「新たな戦前にするな! スパイ防止法反対! 大軍拡許すな! 国会議員会館前行動」を行い、700人が参加しました。
憲法共同センターの小田川義和共同代表が主催者あいさつ。自民党と日本維新の会が政策協議を進めていることについて「維新は、21日から開会される臨時国会中に、国会議員1割削減の成立を連立の絶対条件としている。民主主義破壊であり断じて認めることができない。自民党政治に代わる政治への転換の目標を共有し、物価高対策や消費税減税・廃止、選択的夫婦別姓の実現、大軍拡、戦争する国づくり・体制づくりを許さないなどの切実な要求での運動・共闘を広げ、それらのたたかいをジ・エンド自民党政治の運動に合流させるため奮闘しよう」と呼びかけました。
日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク(JNNC)の柚木康子さんは、「昨年10月、スイスのジュネーブで開かれた女性差別撤委員会の日本報告審議を傍聴した。JNNCはレポートを出し、委員へのロビイングを行った。選択議定書の批准については批准に向けた障害を速やかに対処し取り除くよう勧告された。8月末に2026年4月から5年間の方針を規定する第6次男女共同参画基本計画の素案が出されたが、女性差別撤廃委員会から多くの勧告を受けているのにそのことへの言及がない」と批判しまし
た。
「女性が総理大臣になれば誰でもいいわけではない。誰がなっても、ジェンダー平等の実現、選択議定書の批准、選択的夫婦別姓制度の実現、男女差別、正規・非正規差別の是正、武力によらない平和の実現を求めていこう」と呼びかけました。
スパイ防止法は人権弾圧法だ
祝園全国集会実行委員会の呉羽真弓委員長が電話を通して発言。「10・19大集会には2700人が参加し、各地のたたかいをリレートークしている。パレードも行う。大軍拡を止めるため、つながって行動していこう」と呼びかけました。
「経済安保法に異議ありキャンペーン」の杉原浩司さんは、「スパイ防止法をねらう勢力は多数派を占めている。本気でがんばらないとつぶせない。スパイ防止法は、デマと差別と排外主義を煮詰めたようなもので、人権弾圧法、戦争準備法だ。必ずつぶすため、一緒にがんばろう」と訴えました。

