学校給食を考える市民フォーラム2025 学び、知らせ、広げる取り組みを確認
岡山 倉敷市の学校給食をよくする会
農民連・長谷川会長が講演
会場いっぱいの参加者
岡山県の「倉敷市の学校給食をよくする会」は10月25日、倉敷市内で市民35人が集まり「倉敷市の学校給食を考える市民フォーラム2025」を開きました。
集会のはじめに農民連の長谷川敏郎会長を講師に「いのちをつなぐ農・食のあり方と学校給食の役割」と題して講演が行われました。
長谷川会長は、令和の米騒動はなぜ起きたのかについて述べたほか、「アメリカ言いなり・大企業言いなりの自民党政権が戦後の日本農業を破壊し、工業型農業によって子どもたちの健康を破壊している。食べることから社会を変革し、資源の地域内循環で地域の再生をめざそう」など世界の動きと合わせて詳しく語られました。
最後に、「いま食と農の危機打開へ大きく舵(かじ)を切る方向へと動き出そう」と呼びかけられました。参加者からは「食と農の問題が子どもの人格形成にまで大きく影響することなど大変
勉強になりました」などの感想が出されました。
集会では倉敷市の学校給食をめぐる状況、市議会・県議会へ無償化の要請を行ったこと、今後の運動の取り組み、学び・知らせる・広げるなどの取り組み方向や組織作りなどを確認しました。
(岡山県倉敷市 島田清)

