知人のＡさんが「アメリカ・トランプ大統領にも良いところがある」とニューヨークに住む娘（Ｂ子さん）が言うので腹立たしいと怒っていた▼Ｂ子さんは、マンハッタンの職場に近いところに、家賃５０万円の狭いアパートメントに住み、車２台を所有し、片方の車にスキー、テニスラケット等を入れ、物置がわりにしている。帰省の際には、着なくなった服を重ね着して飛行機に乗り、北海道の実家のクローゼットへ運び、札幌で新しい服を買ってまた重ね着をしてアメリカへ戻るそうだ▼そういう生活をしていても「財界やお金持ちから、税金をたくさん取ったら彼らだって困るのではないか」と主張しているという。しかし多くのニューヨーク市民は、財界・富裕層に課税しインフラ整備を！　という政策を掲げるマムダニ市長を選んだ▼巨額の献金を受け、資金力豊富で攻撃を仕掛けてくる相手候補に「止めることのできない力」と、自らの行動で言わしめ未来への扉を開いた。ニューヨーク市民、あっぱれ！（麻）