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「食料確保は超党派の課題」 浦和駅頭で宣伝・署名行動(2025年12月01日 第1677号)

「彩のきずな」配布 埼玉食健連

浦和駅頭で宣伝しました

 埼玉食健連は11月19日、さいたま市の浦和駅頭で「食料の安定供給と自給率向上を求める請願」署名と宣伝行動を行い、約10人が参加しました。
 「コメ増産は国民の願い」のチラシを配布しながら、署名に取り組みました。ハンドマイク宣伝では、各構成団体から食料自給率向上と米増産の訴えをしました。
 米農家が激減しているのに成り行きまかせの高市政権は、輸入米の流入を野放しにする無責任な態度に終始しています。米価の高止まりに手を打たず、消費者の米離れが加速する恐れがでています。
 政権党は、増産と言った直後に減産に舵(かじ)を切るなど従来の猫の目農政は変わっていません。米の減反・生産調整の農政を抜本的に変更し増産に舵を切ることが必要です。署名の際に、「食料確保に右も左もなく、超党派の課題です」と訴え、対話も行いました。署名に応じた50人に、もれなく埼玉県産の米「彩のきずな」を差し上げて喜ばれました。
 (埼玉農民連会長 立石昌義)