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有機でも収量・食味アップ!(2026年01月19日 第1683号)

福島県農業総合センター   
環境にやさしい農業セミナー開催

 12月5日、福島県郡山市の農業総合センターで「環境にやさしい農業セミナー」が開催されました(写真)。主催は、福島県農業総合センター有機農業推進室。
 一般社団法人日本農業普及協会BLOFインストラクターの西田聖氏を講師に迎え、「水稲有機栽培で反収10俵、食味値95点を達成した土づくりの秘訣」をテーマにご講演いただきました。
 BLOF理論(生体調和型栽培理論)とは主に納豆菌や酵母菌を活用する栽培方法で、米づくりでは、稲刈り後に土壌分析を行い、秋処理(稲わら分解)のために必要な資材を投入して耕うんし、さらにpH調整を行うことで、田植えまでに稲わらを分解。これによりガス湧きの原因を断ち、中干しを必要としない、生態系の保全が可能な米づくりを実現するとのことでした。
 質疑応答では、安達地方農民連の本多芳司事務局長から「水持ちの悪い田んぼでもこの栽培方法は通用するか」との質問がありました。
 これに対し講師からは、「そのようなほ場でこそ真価を発揮する。年々菌密度が上がり、腐植の力でトロトロ層が形成され、4年目には雑草も生えない保水性の高い土壌が完成する」との回答がありました。
 (福島・安達地方農民連ニュースから)