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食健連が新春宣伝(2026年01月26日 第1684号)

主食の安定供給と食料自給率向上を
東京・新宿 ミカン配り署名を訴え

多くの人が立ち止まり署名に応じました

 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は1月15日、恒例の新春宣伝を東京・新宿駅前で行いました。14人が、静岡・浜名湖のミカンを配りながら道行く人たちに「主食の安定供給と食料自給率向上を求める請願」署名を訴え、青年から高齢の方まで43人が署名に応えてくれました。
 農民連からは岡崎衆史事務局長代行がマイクを握り、「消費者には手頃な価格の食料品を提供し、生産する農家には生活できる所得と価格を保障するのは多くの国がやっている政策だ」と指摘。「高市政権は公的な備蓄米制度すら投げ出そうとしている。解散総選挙が言われているが、農業と農村を痛めつけ、国民の食料を危機にさらしているのはどの政党なのかをよく考えて投票してほしい」と訴えました。
 多くの人が立ち止まり、対話も弾む宣伝となりました。フランスから移住して20年になる男性は「日本の食料は日本で作るというのは大賛成です」と話し、長野県駒ケ根市の男性は「自家用米を生産しているが、資材も高騰し機械の修理も大変。このまま続けられない。農家のことも考えた政治になってほしい」と署名に応えました。
 立ち止まって弁士の話に聞き入っていた東京都三鷹市の学生、堀尾奏さん(26)は「教会で食料支援活動に参加しているが、毎回用意した食品があっという間になくなる。軍拡が進められているが、その予算があればどれだけの人が救われるか。この国はどうなっているのかと思う。なんとしても食料支援制度を作ってほしい」と話しました。