旬の味(2026年03月02日 第1689号)
今の英語教育は小学校3年生から始まる。娘が5歳のとき、将来を考えて英会話教室を検討し体験レッスンを受けた。「今から簡単な単語を言います。それが日本語で何か答えてください」と講師が言った。「ドック」と言った。なんだ簡単だ、と夫婦そろって「イヌ」と答えた。だが講師は「違います。アヒルです」と言う。一気にハードルが上がった▼次に、「娘さんがクモ(スパイダー)を聞いて何て言うか聞いてください」と言われた。良く聞き取れていれば、「スパイルー」と答えるそうだ。音声を聞いた娘は「スパイルー!」と答えた。拍手かっさいである▼小さいうちは耳がいいとは聞いていたが、思った以上だった。それと同時に、いかに自分が受けてきた英語教育が無意味だったのかを思い知った。昨今はご近所や仕事関係で、外国籍の方と関わることが増えた▼日本語で会話できるに越したことはないが、進んでいくグローバル化に私たちも適応していかねばならない。現在、私も娘と共に毎日英語を学んでいる。(I)

