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ジェンダー平等へ 日本版「女性の休日」アクション 仕事も家事も休みましょう(2026年04月13日 第1695号)

リポート
神奈川県農民連女性部 小島八重子さん

スピーチする弁護士の太田啓子さん

 3月6日から8日の国際女性デーまで、「仕事も家事も休もう」と日本版「女性の休日」アクションが呼びかけられ、全国200カ所以上で取り組まれました。
 なぜ日本版「女性の休日」をやることになったか。映画「女性の休日」がきっかけです。この映画は、1975年10月27日に、アイスランドの女性の9割が仕事や家事をいっせいに休んだ「女性の休日」を振り返ったドキュメンタリーです。

赤い物身に着け楽しくアピール

 日本では、社会学者の上野千鶴子さんが昨年10月16日の「NGO日本女性大会」で、「3月6日に日本版『女性の休日』をやりましょう」と発信し、全国に広がりました。
 神奈川でも2月16日に女性相談会が行われ、「日本版女性の休日アクション実行委員会@かながわ」を立ち上げ、3月6日の午後2時から横浜駅西口広場でアクションをすることを決めました。
 当日は「20人も集まれば大成功」と思っていましたが、ふたを開ければ、シンボルカラーの赤いグッズを身に着けた女性たちが続々と集まり、200人に。「女性の休日」ソング「女たちはたちあがる」の歌声やプラカードでにぎやかにアピールしました。

ジェンダー平等 農村で進展つつ

 日本版「女性の休日」プロジェクトの呼びかけ人の一人、太田啓子弁護士は、「50年前のアイスランドは日本と同じ。声を上げれば変えられる」と激励。元教師やJAL争議団、新日本婦人の会、フラワーデモ横浜、平和活動家、生協の労働組合員、看護師などさまざまな立場から、日ごろのジェンダー不平等の「もやもや」を訴えました。
 私は、農民連女性部の赤いエプロンを着け、「今年は国連女性農業従事者年。農村でのジェンダー平等は進みつつありますが、女性は農作業に加えて、家事・育児・介護の時間が長く、家事労働には休日は『なし』。経営は男性、女性は農作業の補佐、家事・育児との固定観念を見直すことです」と、スピーチしました。

本当に勢いで“やっちゃった”

 スピーチが終わると、神奈川新聞の女性記者さんが、「農業女性のこと初めて聞きます」と話しかけてきて、私のスピーチが翌日付に載ってしまいました。
 上野千鶴子さんの新宿でのスピーチで「できるの?」「必ずやる」から、「やっちゃった」。本当に勢いで「やっちゃった」という感じです。