奈良県農民連女性部 ワークショップ 身代わり申を作りました(2026年04月20日 第1696号)
奈良県農民連女性部の定例ワークショップが3月19日に明日香村の県連事務所で開催されました。
講師は御所市の吉田さん母娘
完成した身代わり申を手に
軒先につるされた身代わり申
講師は御所市の女性部員・吉田恵子さんと娘さん。男性2人を含む10人が参加しました。
今回のワークショップは、奈良市奈良町のシンボル、身代わり申(さる)作り。人の体内に「三尸(さんし)」と言う虫がいて、60日ごとにくる庚申(こうしん)の夜に人の体内を抜けだして天帝に悪事を告げにいくという、日本各地に伝わる庚申信仰。三尸の虫を退治するために、身代わり申を災難、病気を退治する青面(しょうめん)金剛像のお使いや魔よけとして、または「願い申」として背中に願い事を書いて軒先につるします。
参加した2人の方の感想を紹介します。
守り神にほっこりする
天理市・宮本静子さん 軒先につるして病魔や災難を引き受けて退治までしてくれるという身代わり申。ふつうは神さんの使いで赤と白ですが、今日教えていただいた申の着物は総絞の布で、赤い頭と赤黄紫などいろいろなひもで結び、とてもかわいらしい申になりました。
9体の申を1本のひもに縫い付け、長くだらりと垂らして出来上がりです。ズボンの裾上げくらいしか針を持つ機会がないので最初は緊張していましたが、少し覚えると気持ちに余裕ができて楽しくなりました。早速リビングに飾り、眺めているとこれからは守ってくれるような気がしてほっこりしています。
熱心に励む楽しい時でした
大和高田市・弓場俊二さん 娘が大学時代に奈良市に通っていたので身代わり申はよく知っていました。9つの小さなぬいぐるみの申をひもに通して仕上がりです。講師の吉田さんや娘さん、参加者の皆さんと熱心に人形つくりに励んだ楽しい午後でした。
こんな日常が世界中の子どもたちにも続くことを願ってやみません。
(奈良県農民連ニュースから)

