食糧法改定案が衆院通過 たたかいの舞台は参院へ(2026年06月15日 第1703号)
廃案めざし共同広げよう
5月20日に行われた院内集会
日本の稲作をつぶし、政府備蓄米制度を解体させる主要食糧法改定案が6月3日に衆議院で賛成多数で可決され、参議院に送られました。改定案の廃案をめざし、たたかいの舞台は参議院へと移ります。
4月3日に法案が閣議決定されたとき、ほとんどの政党や農業関係者が「需要に応じた生産は当たり前。生産調整削除で減反がなくなる、備蓄は民間で機動的対応できる、どれもいいことばかりだ」として、すんなりと成立する予定であり、「1日も審議すれば十分」とまで言われていました。
しかし、農民連は重大な問題点を学習会やユーチューブ動画で発信し、視聴は1週間で6千回を超えました。さらに、長谷川敏郎会長が野党の議員を対象に1時間半にわたり勉強会を開催しました。
5月20日には、「食糧法改悪ストップ」の院内集会を開き、立憲民主、国民民主、共産の各野党議員も参加しました。その結果、野党の中でも慎重審議を求める動きが広がっています。衆院農水委員会の採決は5月中の通過ができず6月にずれ込みました。
今後は6月22日に2回目の院内集会を計画し、引き続き慎重審議を求め、廃案に追い込むよう呼びかけます。参議院では、野党が多数を占めるため、私たちの声を国会審議に反映させるチャンスです。
各地で国会議員への要請、学習や勉強会を旺盛に開き、田畑に「未来の子どもに国産の米を」「日本の食と農を守ろう」ののぼり旗を掲げるなど、運動と世論をまき起こしましょう。

