アイコン 新聞「農民」

山口 新婦人と農民連女性部が初の交流会開催(2026年07月13日 第1707号)

朴葉ずし作って楽しく交流
新聞「農民」と新婦人しんぶんの読者も増えたョ!

作って、食べて、学んで、笑顔があふれました

“子どもシェフ”も真剣な表情で作業を担当

 山口県で初めて、新日本婦人の会山口県本部(新婦人)と山口県農民運動連合会(農民連)女性部の交流会を開きました。
 岐阜県の伝統食「朴葉寿司」(ほおばずし)をみんなで作って食べ、農政について学びながら交流を深めようという盛りだくさんの企画です。「農民連」や「朴葉寿司」を初めて知る新婦人会員も多く、各支部から申し込みがあり、当日は28人(うち農民連女性部7人)が参加しました。
 4つの調理台に分かれ、協力しながら、時には競いながら朴葉寿司を作り、豚汁とともに味わいました。朴葉の香りがほのかに移った寿司と、やさしい味の豚汁に話も弾み、終始笑い声の絶えない和やかな会となりました。
朴葉が確保でき企画が動き出す
 この企画は、以前から両団体に所属する友人と、「農民連と新婦人の交流会をしたいね」と話していたことがきっかけです。彼女の願いは、自ら愛してやまないフォークソングの聖地・岐阜の伝統食である「朴葉寿司」をみんなで作り、食べながら交流すること。そのためには欠かせない朴葉をどう確保するかが課題でした。
 岐阜から取り寄せることも考えましたが、ふと、私の農園仲間の園地の昔の字名が「朴ノ木(ほおのき)」であることを思い出しました。園主に尋ねると、敷地内に一本の朴ノ木が自生しており、葉を使ってよいと快く承諾してくださったため、企画は一気に具体化しました。
 ところが交流会直前は台風を伴う大雨続き。葉の確保が危ぶまれましたが、前日に天候が回復し、農園の方の協力もあって無事に収穫できました。そんな苦労もあり、おいしさもひとしおでした。
種苗法と食糧法改悪も学習して
 学習会では、山口県農民連の世良輝久事務局長がOKシードプロジェクトの印鑰(いんやく)智哉さんの資料をもとに、「種苗関連2法案と食糧法の問題点」について講話。農民や消費者が置き去りにされる農政の実態を学びました。
 参加者からは「いつも、どこへ行っても金太郎あめのように同じ顔ぶれだったけど、今日はこんなにも多くの初めての方と出会うことができて、とてもうれしかった」との感想も寄せられました。新たな仲間の輪が広がる可能性を感じる交流会となり、新聞「農民」「新婦人しんぶん」の購読がそれぞれ1部ずつ増えました。
 食と農への関心が高まっている今、農民連と新婦人が連帯し、ともに学び、考え、行動する仲間をさらに増やしていきたいと思います。初の交流会は大成功でした。
 (山口県農民連女性部共同部長 下村春水)