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滋賀食健連 第54回労農大学開催(2026年07月13日 第1707号)

5年後の食と農はどうなる?
作り手と食べる側の協働を

討論するパネリストたち。
左端が講師の山本助教授

 滋賀食健連は6月20日、第54回労農大学を近江八幡市内で開催しました。
 講師に明治国際医療大学農学部食農エコロジー学科の山本奈美助教授を迎え、「5年後の食と農業はどうなっているの?」のテーマで講義をしていただきました。
 開会のあいさつに立った食健連の田口源太郎会長は、農業経営が、今後、経済的に成り立っていくのかを心配していることや地域の農業、担い手問題等の実情を話し、明日の農業をみんなで真剣に考えようと呼びかけました。
 山本助教授は、農業・地域の5年後はどうなっているのかについて、(1)持続可能な農業は今の問題を生んだ従来の考え方を転換させる、(2)未来からみた現在の認識とビジョンの共有、現状分析、検討、解決策を順番に考えていく、(3)作り手と食べる側の協働の関係が必要になる--ことなどを優しい言葉で解説されました。
 さらに、現在の食農システムの問題を明らかにし、持続可能な農業に向けた解決策を社会の問題として、また農業が持つ力で改善でき、その力を発揮するためにどうしていくのかを世界中の取り組みにふれながらわかりやすく説明しながら農業の未来を話されました。
 また。食料生産も社会インフラとして政府が責任を持ち、農家に大幅な支援を行うことが大切だと結ばれました。
 パネルディスカッションでは大型農家、有機農家、野菜農家の皆さんから、現在の経営状況や今後のあり方を出してもらい、5年後のあるべき姿を展望しました。
 世界で一番農業に対する補助が少ない日本の政府に所得補償と価格保障を求める運動を消費者と手を取り合い進めていこうと確認しました。
 農民連が取り組んでいる「農家要求対話アンケート」活動も同時に行いました。