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田植え体験交流会(2026年07月20日 第1708号)

最初は恐々、徐々に慣れて

インターナショナルスクールの園児たち

奈良・三宅町

吉田さんの指導を受けながら

 全国で2番目に小さい町・奈良県三宅町。町は特別栽培米の生産支援を行い、生産者とともに子どもたちの食育を進めています。
 6月18日、大阪市西区のハーバーフロントインターナショナルスクールの、3~6歳の子どもたち20人が吉田忠勝さんの田んぼへ田植えにやってきました。吉田さんは、10年前から無農薬米を栽培し、農水省認定の環境に優しい農業の取り組みとして「みやけのひかり」を販売しています。
 大阪のど真ん中の園は、田んぼも田植えも見たこともない子どもたちも多くいます。衣服に飛んでくる虫に怖くて泣きそうになり、土の上に座るのも恐々です。
 それでも、分けてもらったヒノヒカリの苗を手に、全員が田んぼに入りました。前日、園で田植えの動作の練習をしたそうですが、泥の中ではなかなか思うようにはいきません。けれども段々上手に足を進めることができるようになりました。
 帰りのバスの中では、子どもたちも先生も、初めての体験を終えて爆睡したそうです。
 自分で考え、学び、問い、答えを探す力を育てるのが方針のスクール。秋の稲刈り体験までに、園舎のビルの中で、バケツ苗に挑戦することになりました。

地元小学校の児童ら

金芽米に加工し幼稚園給食に

オレンジの田植え服に身を包んで

 6月15日には、畑中秀規さんの田んぼで田植え体験会が開催されました。町立三宅小学校では、食育の基本を農業に置き、3年前から小学校の子どもたちが、田植えや稲刈りを行っています。けがなどの事故がないようにと、町が購入してくれたオレンジ色の田植え服を身につけ、5年生30人が田んぼに入りました。
 なかなか足が泥田から抜けず、笑い声が絶えません。町の農業委員や、産業振興課の職員たちも応援に入り、無事に田植えを終えました。田んぼは学校のすぐ近くにあり、子どもたちが帰り道にイネの成長をのぞきにきます。秋には、同じ5年生が手刈りをする予定です。
 畑中さんの特別栽培米は、農民連・奈良産直センターを通じて、小学校の給食に使用されています。また7月1日から、お米を栄養価の高い金芽米に加工し、三宅幼児園の給食に試験導入しています。
 畑中さんご夫婦は「手間もかかりますが、三宅の子どもたちがおいしいと食べてくれているのでがんばっています」と話されていました。
 (奈良県農民連ニュースから)