アイコン 新聞「農民」

令和の百姓一揆 農守れ 食守れ(2026年07月27日 第1709号)

福岡県

トラクター先頭 おにぎりの絵も

トラクターを先頭に

おにぎりプラスターも目立ちました

 「農業を守れ! 米を守れ!」と福岡県農民連、新日本婦人の会県本部などの実行委員会が主催して、福岡県庁前で「ふくおか一揆」集会が7月10日に行われ、120人が参加しました。一揆の企画中に県庁、県議会のカツアゲや高額な海外視察などが噴出し県民の不満がたまっていました。
 トラクターを先頭にデモ行進。おにぎりプラスターも目立ち、「県議の豪華海外視察をやめよ」のコールも。沿道から拍手や手振りが寄せられました。県庁に向かっては「米と平和を守れ!」とコールし、県議会に強く抗議しました。「トラクターをどうしてここまで運んだのか?」「トラクターが間近に見られて楽しかった!」などの声も寄せられました。
 最後に、「食と農 平和といのちが大切にされる社会へ。安定した食料生産を守ることは、平和を維持するための重要な役割である。市民一人一人が食と農の大切さを語り合って行きましょう」とする集会アピールを採択しました。

岩手県

食糧法改悪に怒り 5つの農民組合

田んぼの中を軽トラデモ

みんなで記念撮影

 岩手県奥州市内の5つの農民組合(胆沢、江刺、衣川、前沢、水沢)は7月9日、市内で軽トラデモを行いました。
 出発に先立ち、胆沢農民組合の黒沢俊明組合長は「米価が心配されているときに、世論に背を向けて食糧法改悪を進めるのは許せない」とあいさつしました。
 デモ行進には軽トラ13台と宣伝カーが参加し、奥州市内を一巡しました。「備蓄米の買い戻しを早急に」「政府は米の需給に責任をもち所得補償を」と訴えて走りました。
 また、参院農林水産委員会で食糧法改悪が可決されたことについても抗議の声を上げました。草刈りの時期とあって、多くの農家が作業の手を止めて注目。手を振ってくれる方もあり、反応も上々でした。
 5農民組合では8月にかけて奥州市長に対して、自治体独自の農業政策を求める要請も予定しています。
 (岩手県農民連事務局長 岡田現三)

新潟県

軽トラ40台デモ 沿道からも声援

トラクター2台、軽トラ40台が集結

デモの先頭を歩く鶴巻会長(左から3人目)

 「令和の百姓一揆inにいがた」が7月11日に新潟市内で開催。トラクター2台と軽トラック40台が集結し、デモに150人が参加しました。
 集会では、県農民連会長の鶴巻純一さんは「生産費もまかなえない状況。このままでは地域農業がなくなる」と語り「農家に対する所得補償、農産物への価格保障の仕組みを」と発言。実行委員会事務局長の堀保夫さんは「肥料や農薬は倍になり米だけが下がるのはおかしい。国は再生産可能な価格を維持してほしい」と訴えました。
 消費者の立場から発言した岸幸恵さんは「食料が安ければいいという問題ではない。安心して将来も国産を食べ続けていけることが必要だ」と語りました。
 集会後にはトラクターを先頭にデモ行進を「所得の補償を」「お米を食べよう」などとコールし、沿道の市民から声援がありました。(新潟県農民連事務局長 鈴木亮)