令和8年 熊本地震 来住事務局次長が現地入り(2026年08月24日 第1712号)
倉庫倒壊、農機具破損
地震で倒れた重油タンク
ハウス用のボイラーも転倒
8月1日、農民連全国連の来住誠太郎事務局次長(宮崎県連書記長)が熊本県に入り、被災した会員宅を訪問・調査しました。来住事務局次長の現地ルポです。
山を越えて5時間半かけ現地に
通常は高速道路で1時間半のところ、山を越え5時間半かけて熊本県へ入りました。
八代市内は、農機具などが入っていると思われる木造の倉庫の倒壊が目立ちました。屋根瓦は、新しいものも含めてあちこちで落ちています。8月1日の時点では、これから本格的に片付けが始まる様子でしたが、最高気温が37度と高温が続いており、いまだに多くの地域で停電が続き、熱中症が心配でした。
長時間の運転の末、被災した熊本県農民連の紺屋本(こやもと)裕美子さんと無事に落ち合うことができました。紺屋本さんは、地震直後は停電のため他市に住む家族宅に避難していましたが、7月31日に電気が復旧したことから、自宅に戻って来ることができました。
農業への被害は深刻です。田んぼは、まだ水を張っておく時期に停電で井戸水がくめずにいましたが、通電したので田んぼへの給水も再開できました。しかし、八代市で多く栽培されているトマトハウスへの被害が出ています。
8月は消毒の時期で、マルチシートを敷いて太陽熱で消毒していましたが、液状化によって大量の泥と水が出て、乾いたあとは、シートの上に大量の泥が覆い被さって残ってしまいました。また、ボイラーと重油タンクが倒れ、土台にも損傷が出ています。近所の農家では重油が川に流れてしまう被害もありました。
離農者出さぬよう支援強化を
報道ではイチゴ農家が苗作り中に液状化の被害にあい、まだ水が必要な時期に用水路も被災したと報じられています。また知人の畜産用飼料タンクを設置する会社は、熊本県内で配合飼料タンクへの被害があることから、熊本に復旧に入るとの情報もあります。
被害状況を早急に調査し、地震で被害を受けた農業用施設は全て国が補助して、絶対に離農者を出さないために、確実な再建につなげていくことが大事だと感じました。
【救援募金送金先】
▼ゆうちょ銀行 総合口座
▼記号 10030
▼口座番号 61671711
▼名義人 農民連災害対策本部
※2026年8月1日から9月30日までに上記口座へお寄せいただいた募金は、原則として「令和8年熊本地震」被災者救援募金として取り扱います。

