記録的豪雨 収穫間近の水田が全面水浸し 千葉(2026年08月24日 第1712号)
県農民連 被害状況を聞きとり開始
佐倉市印南地区の冠水の様子。豪雨翌日から水位が上がり始めた。鹿島川の水位が高いので、排水ができず、排水路から逆流して冠水している(写真提供 菊間秋彦さん=佐倉市)
8月13日から14日にかけて線状降水帯が発生し、千葉県内を記録的な大雨が襲いました。広範な地域で道路が冠水したほか、住宅などの床上・床下浸水も発生。農業被害も報道されています。
千葉県農民連では、さっそく14日にも役員で手分けして会員などに聞き取りを始めています。
大網白里町、佐倉市、九十九里町など広範な地域で、水田が水没・冠水。「お盆明けには稲刈りが始まるので、本当に収穫間際に冠水してしまった。水が引かないと被害の程度もわからないが、品質の低下は避けられないだろう」と、県連事務局長の谷川聡子さんは言います。
組合員からは「イノシシ対策の電柵が水没した」「ニンジンや水田3ヘクタールが全滅」などの被害が寄せられているほか、市原市の肥料業者からも「近隣の農家のニンジンが水没、全滅した」という情報も。木更津市の梨農家からは「雨続きだったところにこの大雨で、梨に病気が広がっている」という声も届いています。
県連では引き続き被害調査を進め、国や自治体に要請していくことにしています。

