農民連 東海ブロック交流集会(2026年09月07日 第1714号)
愛知県蒲郡市で
憲法と平和から農業の大切さ学ぶ
原田農園の柿畑でみんなでパチリ
辻さん(中央)の説明を聞く参加者
農民連東海ブロック交流会が8月24、25の両日、愛知県蒲郡市三河三谷温泉で開催され、愛知、静岡、岐阜、三重の4県から28人が集いました。
1日目は、「日本国憲法と農業~農業・営農の『憲法的価値』」をテーマに、三重県農民連会長で、東京農業大学元教授の長澤真史さんが講演。憲法の条文や、自衛隊基地をめぐる裁判の判例などから農業や農民の営農権の重要性をひも解き、「自民党政権が『戦争のできる国づくり』にまい進している情勢の今こそ、農業や営農権について、所得補償や価格保障だけでなく、憲法や平和、生存権といった広い視点からとらえ直し、国民的世論にしていく必要があるのではないだろうか」と呼びかけました。
全国連の満川暁代事務局次長の常任委員会報告に続いて、各県の代表が活動報告を行い、交流しました。新日本婦人の会との産直のとりくみや米情勢、農業労災、百姓一揆や食と農を守る市民との共同のとりくみ、1万人アンケートなど多彩な活動が率直かつ前向きに語られ、質問も活発に交わされました。
とくに愛知県の新城農民連を中心に新城市でオーガニック給食を実現した報告は、参加者からも「ものづくりと自治体への働きかけが同時に取り組まれていて、こんなやり方があったんだ!と目からウロコが落ちる思い」などと、大きな反響を呼んでいました。
無農薬無肥料の米作りを見学
2日目は、現地見学会として、豊川市で無農薬・無化学肥料の水稲栽培に取り組む辻厚志さんの田んぼと、豊橋市で次郎柿の加工や柿の木のオーナー制度に取り組む原田愛子さんの原田農園・石巻柿工房を訪問。
実際に田んぼを見ながら、辻さんから「稲の成長に合わせて水田の水位をコントロールすることで、ジャンボタニシの食害を防ぎながら除草もできる」などの説明を聞き、「病気や害虫の被害は?」「収量は?」など質問が矢継ぎ早に上がっていました。

