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米屋さんと生産者の交流会(2026年09月07日 第1714号)

米価暴落は政府の責任 東京会場
このままではなくなる日本の米づくり

会場で熱心に懇談

産地からの報告に聞き入る会場いっぱいの参加者

低米価と気候変動に負けずに産地から報告(福島)

 農民連ふるさとネットワークは8月23日、「米屋さんと生産者の交流会」(東京会場)をオンライン併用で開き、あわせて60人以上が参加しました。
 農民連の岡崎衆史事務局長代行があいさつを行い、各地の米の概算金が出され、昨年より大幅に下回っていることを報告。安心して農家が米作りができ、米屋さんが商売ができ、そして消費者が食べられることが大事だと述べ、そのためには、米の需給と価格の安定、価格保障と所得補償、米屋さんへの支援が求められていると強調しました。
 ふるさとネットの湯川喜朗代表が26年産米の情勢を報告。政府がつくった昨年までの米不足と価格高騰の影響で、今年は米価暴落と減産押しつけが強行され、来年は米不足と輸入米の拡大で、米作りは崩壊の危機に直面していることを告発しました。
 参加7県から稲の生育や倒伏、豪雨、病害虫被害の状況など作柄についての報告があったほか、「低米価が心配だが、がんばって手頃な価格で供給したい」(福島)、「100ヘクタール以上の大規模農家からは最低2万円以上の米価がほしいなどと言われる」(埼玉)、「豪雨などの影響で1等にならない安い米が多く出ることが予想され、農業が続けられるか心配」(千葉)などの切実な声が出されました。

産地と米屋が顔見ながら懇談

 その後、お米屋さんと産地の懇談が行われ、会場いっぱいに交流の輪が広がり、時間いっぱいまで続けられました。
 閉会あいさつを、ふるさとネットの鈴木弥弘副代表が行い、「政府の米政策はあってないようなもので大変な状況だが、生産者は収穫に向けてがんばり、お互いに消費者にいい米を届けるために力を合わせることを確認し合ってがんばりましょう」と結びました。
 長野県上伊那の白毛餅、ばんびーのの「忌避剤」も紹介されました。
 参加した東京都台東区の金澤米店、砂金健一さんは「生産者と米屋が顔を突き合わせることで、私たち米屋も、そこから学んだ農家の心意気、気骨、思いを直に消費者に伝えて販売することができます」と成果を話していました。