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政府備蓄米 21万トン買い戻し(2026年09月14日 第1715号)

遅きに失し、量も不十分
80万トンの買い戻し・買い入れを
米価下落を防げない

 鈴木憲和農水大臣は9月1日、政府備蓄米の買い戻しを開始すると発表。2025(令和7)年産の21万トンが対象です。2日に開かれた「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」でも了承されました。
 26年産米の暴落が危ぐされるなか、今回の表明が遅きに失し、21万トンでは不十分です。米農家のこれ以上の離農を防ぐために、いま求められるのは、放出した備蓄米全量と25年買い入れ予定の合計80万トンの買い戻し・買い入れです。
 農民連は2日、長谷川敏郎会長名の談話を発表しました。(談話全文)

 

生産者のコメント
千葉県農民連会長 越川洋一さん(横芝光町)

 稲刈りも終盤に入ってきましたが、21万トンの買い戻しは焼け石に水であり、米価下落を防ぐことはできません。
 今年も今まで以上に米が集まり、7月の概算金よりも4000円下がり、9000円米価になってしまいます。
 機械や資材も高騰するなかで、「これではやっていけない」と怒り心頭です。米の需給と価格の安定に対する政府の責任放棄の結果です。
 「食料・農業・農村基本法」改悪、食糧法改悪にみられる今の新自由主義的な農政を変えなければなりません。消費者のみなさんと力を合わせて政治を変える運動を強めていきます。