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全国農家要求1万戸対話 10月末までに5000戸を(2026年10月05日 第1717号)

まずは一軒訪ねよう
農家の声を集めれば要求が見えてくる

厳しい実態が浮きぼりになる

 農民連が呼びかけている「全国農家要求1万戸対話」は9月21日現在、24都府県183人から回答が寄せられています。「現在の農業経営はどうですか」との問いに、「たいへん厳しい」69人、「厳しい」86人。合わせて155人、実に84・7%が経営の厳しさを訴えています。
 何が農家を苦しめているのでしょうか。最も多いのは「資材高・不足」の127人。続いて「農産物価格の低迷」95人、「異常気象」94人、「後継者不足」65人、「鳥獣被害」59人、「人手不足」55人となっています。
 では、農家は何を求めているのか。「価格保障・所得補償が必要」と答えた人は、有効回答179人中170人、95・0%に達しました。具体的に求める支援でも「価格保障・所得補償」が143人で最多。「資材高・不足対策」105人、「燃油対策」69人、「税負担軽減」58人と続きます。
 同時に注目したいのは、これほど厳しいなかでも117人が「農業を続ける」と答えていることです。しかし、そのうち66人には後継者がいません。「続けたい」という意思があっても、それを支える条件がなければ農業を次代につなげることは困難です。
 まずは「誰を訪ねるか」を具体化しましょう。会員・新聞「農民」読者だけでなく、近所の農家、出荷仲間、直売所の仲間、農業委員、JAの生産部会などで知り合った農家--顔の浮かぶ人を書き出してリストにします。
 10月末の第1次集約5000戸、そして1万戸へ。
 アンケートは数字を集めるだけの取り組みではありません。農家を訪ね、困っていること、続けるために必要なことを聞き、その声を要求にしていく取り組みです。まず1軒、訪ねるところから対話を広げましょう。